話題の『マカロニえんぴつ』のライブへ行った話
話題の『マカロニえんぴつ』のライブへ行った話
2023.1.7(土)さいたまスーパーアリーナにて開催された『マカロニえんぴつ』のライブへ行った。
2021年末のRADIO CRAZY,2022年ツアー初日の日本武道館から引き続き、彼らのライブを見るのは3回目。
マカロニえんぴつのライブに複数回行く理由ができたのは『なんでもないよ、』をRADIO CRAZYで聴いたことだと思う。そのことを書いた記事は↓↓
light-miscellaneous-notes.hatenadiary.com
否定とかではなく、自分自身の好みとして、分かりやすい恋愛ソングが多めのアーティストはあまり好んで聞かない。
理由としてはいくつかあるが、一番は「愛してる」とか「好きだ」等ストレートな愛情表現が多様されているのは文学性を感じないからである。
数年前よりマカロニえんぴつ自体は知っていたが、勝手にこのバンドもそうだと思っていた。
但し、ちゃんと聴いてみると、曲の構成とか演奏技術の高さ等凄いなと思わされることが多い。あと、ストレートな恋愛ソングばかりではなかったし。
食わず嫌いは良くないなって思った次第。
あとボーカルの「はっとり」さんがUNICORNに多大な影響を受けているというのも、自分としては外せない。
はっとりという名前はUNICORNの「服部」から取っていたり、髪型をセンター分けにしているのは昔の奥田民生さんを真似していたり。ガチすぎる。
UNICORNに導かれしバンド『フジファブリック』が大好きな自分としては、好きになってしまう大きなポイントであった。
そんな今回『マカロニえんぴつ』のセトリは以下の通りだった。
1.トリコになれ
2.洗濯機と君とラヂオ
3.ワンルームデイト
4.愛のレンタル
5.たましいの場所
6.MUSIC
7.mother
8.恋人ごっこ
9.夜と朝のあいだ
10.街中華☆超愛
11.カーペット夜想曲
12.ブルーベリー・ナイツ
13.愛の手
14.ワンドリンク別
15.MAR-Z
16.星が泳ぐ
17.ヤングアダルト
18.なんでもないよ、
encore
19.リンジュー・ラヴ(新曲)
20.僕らは夢の中
21.鳴らせ
『なんでもないよ、』の前に はっとりさんよりMCがあったが、その内容にグッときた。
話題はいくつかあったが、特に自分にとって印象的だったのは、
「バンドを続けるのは大変。他人と一緒に何かをやる、こんな面倒なことをよく続けられたと思う。バンドを組み始めた2、3年は特にそう感じた。誰も分っちゃくれないし。後ろにいるメンバーすらも。
でも大好きなUNICORNに憧れたから始めた音楽、バンドだったから、このバンドという形態に拘って続けられたと思う」ということ。
MCの内容を一字一句覚えられてはいないため、おおよその内容として記載してみた。
他人と集まって何かをやる、それが特に人生を賭けたことならば当然衝突も生まれる。
それだけ本気だから。そうじゃなければお金を生み出すところまで辿り着かない。恐らくそう。どんな仕事でもそうだと思うから。
苦しい状況の中、繋ぎ止めたのが『UNICORN』だったということに自分はグッときた。
そのMCから繰り出された『なんでもないよ、』は刺さりまくった。
その後のアンコールでは2曲目の『僕らは夢の中』が特に良かった。
メンバーそれぞれに歌唱パートがあり、それぞれの想いがリアルタイムで感じられて熱いものがあった。
特に歌詞最後の
「ロックバンドは簡単さ やめなきゃ続くんだ」
というのを『さいたまスーパーアリーナ』の大舞台で歌うのがとてもかっこ良くて痺れた。
マカロニえんぴつは今年Zeppワンマン&対バンツアーをするらしい。
2023年5月19日(金)の対バンツアーの大トリゲストは『UNICORN』とのこと。
憧れのバンドを対バン相手に呼ぶって凄い。きっと素敵なライブになるだろう。