赤黄色のバウムクーヘン

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話題の『マカロニえんぴつ』のライブへ行った話

話題の『マカロニえんぴつ』のライブへ行った話

MACAROCK TOUR14

2023.1.7(土)さいたまスーパーアリーナにて開催された『マカロニえんぴつ』のライブへ行った。

 

2021年末のRADIO CRAZY,2022年ツアー初日の日本武道館から引き続き、彼らのライブを見るのは3回目。

 

マカロニえんぴつのライブに複数回行く理由ができたのは『なんでもないよ、』をRADIO CRAZYで聴いたことだと思う。そのことを書いた記事は↓↓

 

light-miscellaneous-notes.hatenadiary.com

 

否定とかではなく、自分自身の好みとして、分かりやすい恋愛ソングが多めのアーティストはあまり好んで聞かない。

理由としてはいくつかあるが、一番は「愛してる」とか「好きだ」等ストレートな愛情表現が多様されているのは文学性を感じないからである。

 

数年前よりマカロニえんぴつ自体は知っていたが、勝手にこのバンドもそうだと思っていた。

但し、ちゃんと聴いてみると、曲の構成とか演奏技術の高さ等凄いなと思わされることが多い。あと、ストレートな恋愛ソングばかりではなかったし。

食わず嫌いは良くないなって思った次第。

 

あとボーカルの「はっとり」さんがUNICORNに多大な影響を受けているというのも、自分としては外せない。

はっとりという名前はUNICORNの「服部」から取っていたり、髪型をセンター分けにしているのは昔の奥田民生さんを真似していたり。ガチすぎる。

thetv.jp

 

UNICORNに導かれしバンド『フジファブリック』が大好きな自分としては、好きになってしまう大きなポイントであった。

 


 

そんな今回『マカロニえんぴつ』のセトリは以下の通りだった。

1.トリコになれ

2.洗濯機と君とラヂオ

3.ワンルームデイト

4.愛のレンタル

5.たましいの場所

6.MUSIC

7.mother

8.恋人ごっこ

9.夜と朝のあいだ

10.街中華☆超愛

11.カーペット夜想曲

12.ブルーベリー・ナイツ

13.愛の手

14.ワンドリンク別

15.MAR-Z

16.星が泳ぐ

17.ヤングアダルト

18.なんでもないよ、

encore

19.リンジュー・ラヴ(新曲)

20.僕らは夢の中

21.鳴らせ

 


 

『なんでもないよ、』の前に はっとりさんよりMCがあったが、その内容にグッときた。

話題はいくつかあったが、特に自分にとって印象的だったのは、

 

「バンドを続けるのは大変。他人と一緒に何かをやる、こんな面倒なことをよく続けられたと思う。バンドを組み始めた2、3年は特にそう感じた。誰も分っちゃくれないし。後ろにいるメンバーすらも。

でも大好きなUNICORNに憧れたから始めた音楽、バンドだったから、このバンドという形態に拘って続けられたと思う」ということ。

 

MCの内容を一字一句覚えられてはいないため、おおよその内容として記載してみた。

 

他人と集まって何かをやる、それが特に人生を賭けたことならば当然衝突も生まれる。

それだけ本気だから。そうじゃなければお金を生み出すところまで辿り着かない。恐らくそう。どんな仕事でもそうだと思うから。

苦しい状況の中、繋ぎ止めたのが『UNICORN』だったということに自分はグッときた。

 

そのMCから繰り出された『なんでもないよ、』は刺さりまくった。

 


 

その後のアンコールでは2曲目の『僕らは夢の中』が特に良かった。

メンバーそれぞれに歌唱パートがあり、それぞれの想いがリアルタイムで感じられて熱いものがあった。

特に歌詞最後の

「ロックバンドは簡単さ やめなきゃ続くんだ」

というのを『さいたまスーパーアリーナ』の大舞台で歌うのがとてもかっこ良くて痺れた。

 


 

マカロニえんぴつは今年Zeppワンマン&対バンツアーをするらしい。

 

2023年5月19日(金)の対バンツアーの大トリゲストは『UNICORN』とのこと。

 

憧れのバンドを対バン相手に呼ぶって凄い。きっと素敵なライブになるだろう。