赤黄色のバウムクーヘン

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東京03 FROLIC A HOLIC feat. Creepy Nuts in 日本武道館 なんと括っていいか、まだ分からない 初日(3/4)観劇。

2023年3月4日、チケット購入日より待ちに待った演劇ライブ。

 

今一番チケットが取れないお笑いライブと言われている東京03のライブが『日本武道館』で行われ、

そこにCreepy Nutsというヒップホップの2人が交わることでどんな内容が展開されるのか想像もできなく、早く見たくてしょうがなかった。

 

チケットを最速先行で取得していたため、その後情報を追っていなかったが、気がついた時にはとんでもない豪華な出演者が出揃っていた。

 

出演者(敬称略)

東京03

Creepy Nuts

若林正恭(オードリー)3/4のみ

佐倉綾音 3/4のみ

・吉住

GENTLE FOREST JAZZ BAND

・佐久間宣行

 

作・演出:オークラ

 

オークラさんと言えば東京03の他に、バナナマンや、おぎやはぎ等に関わっている人気作家・演出家である。

個人的にオードリーさんが大好きで、お笑いライブに通い、ラジオは毎週聴き、若林さんの著書は全て読破していたりする。

佐倉綾音さんのアニメ作品は昔よく見ていたので、3月4日はとても自分得な出演者日となった。

 

 

内容としては、複数のコントがありつつ、GENTLE FOREST JAZZ BANDの音が華を添え、合間にCreepy Nutsのライブが入るという感じ。

 

まず東京03のコントの演技力が凄い!シンプルなフレーズ一つ取っても、言い方や間、表情が絶妙で、爆笑を掻っ攫っていっていた。

 

Creepy Nutsの2人もドラマに出演したこともあるだけあって、コントもできるんだなあといった印象。

特にR-指定さんは本業がラッパーってことを忘れそうになるくらい上手だった。ラップする場面が多くて見応え抜群。

DJ松永さんのDJプレイも幾つか見せ場があり、会場が沸いていた。

あと合間のライブで好きな『サントラ』が聴けて良かった。

 

サントラ

サントラ

  • Creepy Nuts & 菅田 将暉
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

佐久間さんはラジオDJという配役だったため、普段のANNラジオのままという感じだったが、そもそもプロデューサーの立場の方が、こんな武道館という大舞台で人前に立っていることが異常だけれども、それができる力と人気を魅せてくれたように思う。

 

吉住さんは今後演劇やドラマに呼ばれる気がしてならない。東京03の感想と被るが、行動一つひとつで観客の賞賛を集めていた。自然な感じでクセのある人物を演じるのが上手い。嫌な感じの人柄を面白く演じるバランスは難しそうだが、吉住さんは面白かった。

 

佐倉さんのコントでの演技力ってどうなんだろう?と思っていたが、そこは流石トップ声優という感じ。声を演じることを生業とする人は、コント演技も上手い。真剣に、真面目におもしろおかしな行動をしていたりとプロの演技を感じられたように思う。

 

若林さんは楽しそうに暴れていたのが印象的(笑)

公演後のANN放送にて「全て台本通りやった」と言っていたが、明らかに終演予定時間を押していたし、あの無茶振りの数々が台本とは思いにくいのだが…笑 破天荒な行動に終始笑ってしまった。

 

その若林さんの無茶振りはGENTLE FOREST JAZZ BANDにも飛んでいたが、アドリブ力が素晴らしかった!

あの瞬間の場面で時間もない中、何か打ち合わせをしているなと客席からわかったためライブ感があり高まった。

 

 

エンタメという大きな枠の、異種業界のトップクラスの面々が集まり、オークラさんの脚本の元一つの作品にすると、とてつもないスケールのものを観ることができていると興奮が止まらなかった。

 

初めに「複数のコントがありつつ」と言ったが、徐々に公演が進んでいくと、コントの内容は途切れておらず繋がっており…ということに気がつき、それが気持ち良い爽快な笑いへと繋がっていく、、、というあの感覚は病みつきになりそう。

これは東京03のライブ売れるわけだと改めて思った次第。

また行きたいと思ってもチケット簡単には取れないよなーなんて帰り際友人と会話した。

 

 

このコントライブの配信は3月26日まで見れるようだ。

pia-live.jp

3月5日公演は出演者が春日俊彰さん(オードリー)と百田夏菜子さん(ももいろクローバーZ)と一部変更があるため、また自分が見た3月4日とは様相も変わっているのだと思うと、配信チケットを買って見る他の選択肢はなし。

 

『何と括ったら良いか分からないが、何か凄いものを見た!』となるこのコントライブは一見の価値しかない。