【マイケミ】My Chemical Romanceを観た【パンスプ】
2023年3月25日（土）幕張メッセで催された『PUNKSPRING2023』へ。
このイベントは10時過ぎから21時前までと長丁場のライブフェスだったが、全く身体がついていかず夕方手前からの参加となった。
それでも4・5組の出演者（出演バンド）を見ることができ、割と充実した。
今回このフェスへの参加の決め手となったのは『My Chemical Romance（マイケミ）』がヘッドライナーとして発表されたからに他ならない。
自分がマイケミを知った時には既にバンドが解散しており、ライブを見ることが叶わなかったが、2019年に再結成。
日本では2020年にダウンロードフェスでライブをする予定だったが、コロナ禍の影響で中止となり、ライブを見に行くことが叶わず。
それから更に数年経ち、遂にこの日を迎えた。
他には今回のPUNKSPRINGにはSUM41も出演予定で、自分の中でもかなり上位に入るくらいの好きなバンドなのだが、出演がキャンセルとなってしまったことが残念だった。
マイケミはトリだったため、それまで他のバンドの演奏を楽しんでいたわけだが、特に印象的だったのは『Bad Religion』。
終始轟音が鳴り響いているのに、多少のハウリング音はあれど、音の輪郭がしっかりしていたのが驚きだった。
ギターの音の伸びが気持ち良いため、ギターソロがまあ心地良い。
酒が進み、終盤はエアソロギターを一人でやっていたくらいに高まった。
そして『My Chemical Romance』。
途中から表示されたステージ後方のビル群のやつは、画像だとぼやけてしまっているが、実際はかなり鮮明な映像だった。
セットリスト
1.The Foundations of Deday
2.I'm Not Okay(I Promise)
3.Boy Division
4.Give 'Em Hell,Kid
5.The Ghost of You
6.Kill All Your Friends
7.Our Lady of Sorrows
8.Planetary(GO!)
9.Welcome to the Black Parade
10.It's Not a Fashion Statement,It's a Fucking Deathwish
11.Bury Me in Black
12.Teenagers
13.DESTROYA
14.This Is How I Disappear
15.The World Is Ugly
16.Helena
17.Mama
18.Famous Last Words
アンコール
19.Vampires Will Never Hurt You
20.The Kids From Yesterday
『Dead!』が入っていないのは意外というか、割と聞きたかったなあと終演後にぼんやり考えたりしたが、それにしても計100分の演奏で最早ワンマンライブの勢いで大満足。
抜粋してしまうと、まずアンセムソングの『Welcome to the Black Parade』。
- provided courtesy of iTunes
一度どうしても生で聴いてみたいと思った曲だったため、無事に聴くことができてよかった。
普段自分は（どちらかと言うと）客がライブ中に歌っているのが好きではない。
貴方のカラオケを聴きにチケット買ってきてるわけじゃないのに…なんて考えたりしてしまうからである。
ただ、時と場合によるものだななんて強く実感する。「皆でアンセムを合唱する」っていうのも悪くない。いや、むしろ最高の気持ちだった。
WTTBP #MCR
— Light (@light_4869) 2023年3月25日
マイケミのWelcome To the Black Paradeやっっっと聴けた。嬉しい pic.twitter.com/CFRcJKoyro
あとは『Helena』。
- provided courtesy of iTunes
この曲を友人に紹介してもらったことによりマイケミを知った思い出の一曲。
Helenaを聴いて、「静→動」に動く曲を好きだと実感できた記憶。
多くはないが、思い出を一つ一つ噛み締めながらライブを見ていた。
その後すぐの『Mama』も合唱したため、思っていたよりも喉が痛くなった。
- provided courtesy of iTunes
それにしてもボーカルのジェラルドさんが白目コンタクトに顔半分血だらけのゾンビメイク（？）で、服装も黒スーツの喪服かと思いきや、下は黒スカートを履いていたりとビジュアル面が厳つくて圧倒されてしまった。
ライブ演奏は上手な方ではないと聴いていたが、普通にそんなこともないなーとは思った。
ただ、自分の立ち位置の問題だったのかはわからないが、序盤は歌声や演奏音が聞こえにくく、徐々に尻上がりに音が聞こえるようになっていった気がすることだけで少し残念。
なんにせよ、全体的に満足で楽しいフェスとなった。
会場内に貼られていたポスター。
ポリフィアの東京公演行くよ。
超絶演奏の圧巻のライブを見せてくれると思うと今から楽しみでならない。
