横浜の新しいライブハウス『横浜BuzzFront』のこけら落としライブに行った話
『横浜BuzzFront』のこけら落としライブに行った話
令和5年1月6日(金)、横浜駅から程近い場所に新しくオープンした
ライブハウス『横浜BuzzFront』へライブを見に行ってみた。
グランドオープンしたのが1月4日(水)ということなので、とても新しい。
昨今の厳しい情勢の中、新しくライブハウスを立ち上げられるという気概に感服する。
ライブの内容込みで書き記してみたいと思う。
《情報》
会場名:横浜BuzzFront
住所:神奈川県横浜市西区北幸2-7-10 高見澤ビルディングB1F
収容人数:320人
クローク:バーカウンターにて受付(500円)
コインロッカー:(見た限り)なし
喫煙所:BARスペースに有
※会場名はチケットに「横浜BuzzFront」と記載されていたため、そのように記載。ネットで検索すると「BuzzFront YOKOHAMA」という表記も出てきた。
《行き方》
大体横浜駅から自分の鈍足でも10分程度歩けば着く場所でアクセスが良かった。
平均的な速度で歩けば、恐らく5、6分(公式アナウンスでは横浜駅から6分)。
東急東横線の改札階段上付近にある、↑の画像の場所を抜け、ひたすら道なりに進むと南9番出口がある。
その出口から外に出ると、2、3分もあればライブ会場へ行けた。
《雰囲気》
商業ビルが佇む中、その一角にレンガ調のおしゃれな入り口がお出迎え。
階段を降りると直ぐに受付があり、受付を見て左の扉を開けると『BARスペース』があった。
このBARスペースはある程度の広さがあり、3バンドが物販を並べてもスペースに余裕があった。
また昨今のライブハウスでは珍しく、小スペースながら喫煙所が配置されていたのが印象的だった。
クロークがバーカウンターにて実施されていたため、荷物を預けることができ一安心。
(オープン祝いのお花も置けるスペースも十分にあった)
(ドリンクチケットがピックで取り扱いしやすく、且つデザインも良い)
BARスペースより「お手洗い」と「ライブフロア」にアクセス可能。
ライブフロアの写真を撮るのは憚られたため、こちらをどうぞ。
ステージが見づらくなる柱等がなく、フロアは限りなく正方形に近いと感じた。
真ん中に立てば両スピーカーより均等に音が聞こえてくるため、非常に好みな形だった。
桃色ドロシー
O.A.は横浜出身のロックバンド「桃色ドロシー」。
自分は初めましてのバンドだった。1曲も知らなかったが、ライブがとてもよかった。
重低音なバンドサウンドに、ボーカルギターのハキイ。さんのハイトーンからミドルまで変幻自在な歌声、ドラムのキシベさんのコーラスが合わさるのが心地良い。
とにかく歌が上手い!なんて思いながら聞いていた。
どうやら入り口でいただいたフライヤーによると、「新装報道バンキシャ!(日本テレビ系)」にて1年間の密着特集が放送されたとか。はえ〜すごい。
今後、桃色ドロシーの曲も聴いていこうと思う。
COUNTRY YARD
以前別の記事でも書いたが、間違いなくここ数年で一番ライブを見ているバンド。
定期的にこのバンドのライブを摂取しないと稼働できない身体になってしまっている。
まだ情勢的にシンガロングするのは中々厳しい印象だったが、ダイブはちらほら見られた。
コロナ前は何十人とステージに向かってダイブし、ステージ上から客席に帰ってくるステダイ(ステージダイブ)が乱発する最高な異常世界が展開されていたため、またあの光景が見たいな、なんて思ったりするが、現状でも当然最高に楽しい。
この日はライブ直前にバーカウンターで飲んだ「レッドブルウォッカ(ドリンクチケット+100円)」のアルコールが強く、良い感じに酔ったのもあり、その状態でCOUNTRYYARDのライブを見ていることが幸せだった。
おすすめ曲を聞かれたら「全部!」と勢いよく言ってしまいそうだが、
ライブで間違いない2曲を貼ってみたいと思う。
『Starry Night』のMVはライブ映像も使われているため、最高の盛り上がりの一幕が垣間見えて良い。曲もグッとくる内容で毎度高まる。
ドラマVer.のMVも見応えありおすすめ。
自分の体感でライブで一番の盛り上がりを見せる必殺曲『In Your Room』。
ベースボーカルのSitさんからの「部屋を飛び出せ」の合図でイントロが始まると、
飛び跳ねる観客が多数。自分も毎度飛び跳ねる。マサイ族並みに高く飛ぶ。
どの曲もそうだが、拳を自然と無我夢中に突き上げたくなる。
今年も東京近郊のどこかのライブハウスで拳を突き上げている自分が目に浮かぶ。
ASPARAGUS
最後トリを飾ったのが、横浜初のスリーピースバンド「ASPARAGUS」。
自分にとってのアスパラガスといえば、いつかのCOUNTDOWN JAPANにて、全観客の9割以上がBUMP OF CHICKENのライブへ向かう中、同時間帯のアスパラガスのライブを見たというのが記憶に強く残っている。
バンプもとても好きなのだが、マイノリティーな方向に行きたくなってしまい…最高に尖っていた時期だったと思う。観客は少なかったが、とても楽しいライブだったことを覚えている。
今回のライブも気の抜けたMCと超絶かっこいいライブパフォーマンスという最高のギャップを見せつけてくれたため、カッコ良すぎてずるいなと感じた。
アコースティックギターでもノレる、エレキギターでもノレる。ライブ中にいくつもの展開を楽しめる。
オープンしたばかりのライブハウスだったため、ドキドキワクワクだったが、
想像よりも良い会場でかなり楽しめた。出演バンドの並びも良かったし。
これからこのライブハウスも色々なバンドに使われていくと考えられるし、アクセスも良いため、今後も行きたいと思える場所だった。
新年初ライブ、そして華金を飾るのに素晴らしい1日となった。
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